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賢い消費者になるために

 11月10日の午後、家庭科の授業の一環として、東根市消費生活センターの中嶋さんを講師としてお迎えして「消費説括講座」を実施しました。
 成人年齢が18歳になったことで、中学校を卒業して3年もすると、ローンを組みながら高額商品の契約を迫られ、よく知らないままに契約してしまうということが懸念されています。また、インターネット経由でワンクリックで品物を購入できるという時代ですので、実物を確認しないまま購入したら思っていたものと違っていたということも耳にします。
 そんな被害に遭わないようにすべく、正しい知識を身につけるための授業が展開されました。授業の大きな柱は、「①買い物のトラブルはなぜ起きる」と「②事実と異なる情報に惑わされないために」という2本立てでした。具体的な事例を示しながら授業が進められたので、生徒にとっても身近に感じられたのではないでしょうか。さらに、「消費者アクションゲーム」というカードゲームでは、様々な消費者トラブルが降りかかってくることを擬似体験しました。
 授業後は、「いろんな消費者トラブルがあることがわかった。」などの感想が聞かれました。