ブログ

西部防災センターで防災教育

 令和4年度、本校の学区内に東根市西部防災センターが完成しました。この施設は、本地区が最上川、白水川、村山野川という河川に囲まれた地域であり、令和4年7月豪雨で被害があったことを受けて誕生したそうです。
 10月21日(金)の午後、全校生徒が参加してこの施設を使った防災教室を実施しました。講師としてお話しくださったのは、東根市危機管理室、東根市消防署、村山警察署警備係の皆さんです。それぞれが1講座ずつを担当してくださったので、3つの講座を学ぶことができました。
 1つめの講座は、施設見学です。東根市危機管理室の皆さんが担当してくださいました。東根市西部防災センターは、災害時に停電になってしまっても非常電源で対応できることや障がいのある方や小さな子どもなどに対応できること、感染症対策も十分に取られていることなどを教えていただきました。また、水や食料、毛布、トイレットペーパーなどが十分に備蓄されているのにもびっくりしました。
 2つめの講座は、緊急時の避難についてです。この講座は村山警察署警備係の皆さんが担当してくださいました。緊急時に避難をすべきタイミングや服装や持ち物について、具体的に教えていただきました。さらに実習として、椅子を使って動けなくなった人を運ぶ方法を体験しました。
 3つめの講座は、救急処置と救急車の要請についてです。止血や胸骨マッサージの方法、119番通報のしかたなどを動画で学びました。担当してくださった女性消防士の方が本校の卒業生だったので、質問タイムには消防士という職業についてお話ししてもらう場面もありました。
 教えてくださった皆さん、ありがとうございました。